犬を飼い始める前に知って欲しいこと

1.今、ペットショップに行けば、さまざまな犬が売られています。雑誌やテレビでも様々な犬や猫がかわいらしく活躍しています。
様々な犬や猫にはそれぞれ特徴があります。しかし、長所があれば、短所があります。臭いは?しつけのしやすさは?被毛の手入れは?運動量は?エサ代は?テレビの画面の見えないところで専門化がどのような労力をはらっているかを考えたことがありますか?
例えばチワワとゴールデンレトリバーどちらもかわいくてペットとして多くの人が気に入って生活を共にしておられます。しかし自分の家の飼う場所(屋内・屋外)、場所の広さ、暑さ寒さ、犬や猫のために使ってあげられる時間や労力、小さい子供さんがいるかいないかでどちらが適しているかは違ってきます。衝動買いはせず、どのような犬なら自分の家庭によくあうか買う前によく考えてください。
また、飼う時期もよく考えて、家庭内が比較的平穏な時を選んでください。子供さんの受験や入学、旅行の予定をしている、引越しや改築などの時期は避けるべきでしょう。


2.ペットショップや多くの犬を産ませているブリーダーの所には多くの犬が飼われていて犬の出入りがあるために寄生虫や伝染病の心配があります。これを避けるためにはなるべく衛生管理の行き届いていそうなところを選ぶべきですが、それでも病気の心配があります。検便を何回もしてみる、ワクチンも何回かしておくことが必要でしょう。生後90日を過ぎていてワクチン接種がおわっている仔犬ではかなり安心して飼い始めることが出来るでしょう。


3.仔犬は親や兄弟からはなればなれになって新しい環境に移され強いストレスを受けています。かまいすぎて疲れさせないようにしてください。寝ついているのを起こして遊ばせる、シャンプーをする、知り合いなどに見せまわるなどは絶対にしないでください。環境が変化する事は避けられませんからエサの内容や量だけでも今までと変わらないようにペットショップやブリーダーによく確認して同じものを、同じように与えてください。